HDクラッシュ・データ消失危険回避用の映画の適当感想、 雑文、小説等々の置き場です。
 
2018/02/13 9:37:56|その他 
更新情報 02/16
カテゴリー「映画の雑文」に、「失速墜落『トリガール』」アップしました。土屋太鳳が日テレの「鳥人間コンテスト」に参加して空を飛ぶという青春映画。話が一直線でごたごたしないのはいいが、あまりに単調で私はちょっと退屈しました。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=183411

カテゴリー「映画の雑文」に、「舞台劇映画『海辺のリア』」アップしました。監督・小林政広、主演・仲代達矢映画の第3弾(まだほかにあるのかもしれないが私が見たのはこの3つ)。かつて舞台に映画に活躍し、俳優養成所を主宰する大スターが認知症となり、自分はリア王だと信じて海辺を放浪する。自分そのもののようなこういう役を断りもせず演じてしまうのが役者というものなんでしょう。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=183309

カテゴリー「知多随想録」にKSさんからの「郵便受け」アップしました。私もそうなんですが、こういうちょっとしたことが気になる、腹が立つんです。我々、年寄りは!
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=183261

カテゴリー「映画の雑文」に、「30分長過ぎ『ゴーストバスターズ2016』」アップしました。1984年版のリメイクなんですが、前作の男性から女性にメンバーが変更されています。あのマシュマロマンも登場します(いわゆる「特別出演」ってやつで、すぐやられてしまいますがネ)。ただ、登場人物の個性が前作ほど際立っていないので、2時間はちょっと長いかな?
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=182990

今年もいきます。知多KSさんの「日記」に続いては、日進IAさんからの「そら豆通信VOL.28(1月)」。さすがに永遠にとは言いませんが、お2人とも出来る限り続けてほしいと思います。来月も頼みますよー。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=182840

月が改まり、恒例の「知多の日々気まぐれ日記:2018年1月」が、知多のKSさんから届きました。我々老人にとっては真冬と真夏は大敵。とくに、KSさんは1人暮らしなので体調管理には十分気をつけてください。深酒厳禁!
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=182766

カテゴリー「映画の雑文」に、「だめだこりゃあ『GODZILLA 怪獣惑星』」アップしました。そもそも2万年後の地球を舞台にした時点でゴジラを出す必然性があるのか? ゴジラと言えば客が入ってくれるからということなら、あまりに志が低いと言わざるを得ない。しかも、そのゴジラが開幕1時間近くたたないと出てこない。・・・だめだこりゃあ。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=182568

カテゴリー「映画の雑文」に、「なかったことにしたい『ブレードランナー 2049』」アップしました。1982年に公開された「ブレードランナー」の続編。「スターウォーズ」に続いてここでもハリソン・フォードご老体にむち打って頑張っていますが、映画の出来がこれでは哀れというか、・・・(^^;
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=182339

カテゴリー「映画の雑文」に、「SWではない『スターウォーズ8最後のジェダイ』」アップしました。もうかるからどんどん作る。一度終わったものも適当な理由をつけて再スタートさせてしまう。まあ、もうけることが悪いことだとは言いませんが、これはもう私の知っている「スターウォーズ」ではないですね。
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カテゴリー「映画の雑文」に、チャップリンの「『独裁者』と『ライムライト』」アップしました。私がチャップリンの作品でいちばん好きなのは「モダンイタムス」と「街の灯」ですが(どちらが上かは見た時のこちらの状況で異なる)、この2作も立派なもので、今見ても感動します。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181970

カテゴリー「テレビの雑文」に「年末年始のテレビ視聴率」アップしました。視聴率12%以上とった番組を調べてみたのですが、最初から最後まできちんと見た番組が1つもなかったことに若干驚いています。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181800

カテゴリー「日進市からの戯言」に「そら豆通信VOL.27」アップしました。最近は「男の料理」を頑張っている愛知県日進市IAさんからの報告です。釣りに、盆栽にと相変わらず元気にやっているようですが、腰が痛いとか、やはり歳は誤摩化せないようです。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181765

カテゴリー「知多随想録」に「知多の日々気まぐれ日記:2017年12月」アップしました。愛知県知多市在住のKSさんからの投稿です。KSさんの1人暮らしは、もう何年になったんでしょうか。日記は去年の年末までですが、正月は家族集まって過ごせたのでしょうかね?
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181762

カテゴリー「映画の雑文」に「47本=2017年に見た映画」アップしました。いやあ、なんだかんだと言っても暇ですなあ。ベスト1はクリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」。これがプロフェッショナルだ、と思わせる見事な出来映えの映画でした。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181737

カテゴリー「映画の雑文」に「無能な邦題で大損『ドリーム』」アップしました。NASAのマーキュリー計画(人類を月に送るアポロ計画の前のミッション)に貢献した3人の黒人女性を描いた映画です。そこそこの出来にある映画なのですが、つけられた邦題が「ドリーム」とはあまりに無能無策。最近は、これはうまいっ!という邦題にはとんとお目にかかれなくなりましたが、それにしてもこの邦題はひどい!
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カテゴリー「映画の雑文」に「「シネラマ」という映画規格」アップしました。いつの間にかなくなってしまいましたが、半世紀も前に「シネラマ」という巨大スクリーンを使う映画規格がありました。「バルジ大作戦」「グラン・プリ」「2001年宇宙の旅」など、おもしろい映画もあったんですが金がかかりすぎたんでしょうか。今では上映館もすべてなくなってしまいました。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=181214

「見当ハズレの山尾議員バッシング」
 アニマルボイスに書いたものの再録です。大きな問題を下世話な倫理の問題にすり替えて叩くというのは沖縄密約問題以来の権力者の常套手段ですな。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=180362

「タバコ増税の方向転換?」
 今までタバコ増税の根拠としての錦の御旗は「健康」。ところが、今回の値上げ論には「健康」の言葉が全く出てきません。実は、政府・役人にとって「健康」なんてものはどうでもよく、金をとれるところからとろうというだけのことです。方向転換というよりも、ついに「本音」が出たということです。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=180325

カテゴリー「テレビの雑文」に「WOWOW『連続ドラマW』のメリット・デメリット」アップしました。三菱自動車による脱輪・リコール隠しを題材にしたドラマ「空飛ぶタイヤ」が典型ですが、スポンサーを気にする民放ではできないような尖ったドラマを今後とも期待したいですね。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=178110

カテゴリー「テレビの雑文」に「『月曜から夜ふかし』で『やらかし』」アップしました。マツコと関ジャニ村上がMCの素人いじり番組である。この番組の中でインタビューされた女の「十四歳とき妊娠させて逃亡した」とされた男が別人だったという話がネットで話題になっています。私は、この「事件」すべてが仕込みであり、やらせだと思っているので、ちょっと書いてみました。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=177646

カテゴリー「テレビの雑文」に「三ツ矢サイダー事件」アップしました。こんな屁理屈でCMが中止になっちゃうんですねえ。「真似したら」という屁理屈を是認したら世の中のほとんどのCMやドラマはNGでしょう。おかしな世の中になってしまいました。
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=157063

 カテゴリー「映画の雑文」に「いろいろあった2016年に見た映画いろいろ」アップしました。本当に(それも、よくないことばかりが)いろいろあった2016年でした。あまりいい予感はしないのですが、今年はどんな年になるのでしょうか?
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=153733

カテゴリー「映画の雑文」「『映画の雑文第1回』再録」アップしました。アクセス数200万突破を記念して、誰に見せるというアテもなく「映画の雑文」を書いていた時代の第1回を再録しました。関心のある奇特で、さらに暇のある人はどうぞ。(02/10)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=142009

 カテゴリー「映画の雑文」に「2015年に見た映画一覧」アップしました。年間52本という数字はどう考えても暇な人間であることの証明です(^^;。(01/09)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=107951
 

 「映画の雑文」に「洋画の原題と邦題03終」をアップしました。素晴らしい邦題、どうしようもない邦題、いろいろありますが最近は原題の英語をカタカナにしただけのものが多く、英語に弱い私のような者には内容がさっぱり・・・。(07/08)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=102776

 「映画の雑文」に「洋画の原題と邦題02」をアップしました。しかしまあ「愛と青春の旅だち」「愛と哀しみの果て」「愛と追憶の日々」・・・なんでこうも似たようなタイトルばかりになるのでしょう。そして、名作をダイナシにした史上最悪のタイトル怒る(07/02)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=102568

 「映画の雑文」に「洋画の原題と邦題01」をアップしました。最近はカタカナタイトルの洋画が多いなぁと思いつつ、素晴らしい邦題や、関係者を怒鳴りつけたくなる邦題について、思いつくまま書き散らしました。(06/27)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=68060

 カテゴリー「映画の雑文」に「映画の終わり方」アップしました。このEMWにおける「迷走」ブログの更新はこれが最後です。長年のご愛読?ありがとうございました。(03/28)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=65769

 カテゴリー「映画の雑文」に「お気に入り映画100」アップしました。アメリカのAFIの映画歴代のベスト100というリストを見ていたら自分好みのベスト100を作ってみたくなりました。(02/17)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=65425

 ちょっと事情があって以前アップした「私の『がん』闘病記」少し手直ししてアップしました。がん一般の話ではありませんので、関心のある人は、この人の場合はこんな治療をしたんだという程度にお読みください。(01/16)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=65217

 カテゴリー「映画の雑文」に「今こそ『西部戦線異状なし』を見よう」アップしました。「集団的自衛権」「原発」「秘密保護法」威勢のいい叫び声ばかりが聞こえてきますが、「集団的自衛権」にしても、国を守るのは当たり前だろう、という一言で議論は終わり。なぜ今まで法制局は「集団的自衛権」は憲法に抵触するとしてきたのか、なぜこの時期に抵触しないと方向転換したのか、新たな法律を制定しないと国を守れないような状況にあるのか、などといった議論の深まりはなく、反対する者は非国民と言われかねない状況です。これは、こういう状況の時にこそ見るべき映画です。(12/09)
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=64927

※以下は旧「イージー・マイ・ウエッブEMW」でのリンクです。EMWが東京ケーブルの勝手な理由で廃止になり、そのままLIFE CLIPに移行できるという話だったのですが、移行に際して記事のURLが変わってしまったため、クリックしてもつながらなくなってしまいました。お手数ですがタイトルでサイト内検索してください。

2014年に見た映画一覧
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=22512

2013年に見た映画一覧
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=19107
 
2012年に見た映画一覧
http://www.life-clip.jp/member/tag1948/default.asp?c_id=16413
 
2011年に見た映画一覧
 
私の映画オールタイム・ベスト10
 
「JIN-仁-・完結編」徒然日記(全)
 
「JIN-仁-」徒然日記(全)
 
大塚久雄「社会科学における人間」
 
 ★ブログの趣旨についてはカテゴリー「『現在迷走中』について」を見てください。







2018/02/16 17:46:16|映画の雑文 
失速墜落「トリガール」
「トリガール」☆☆★

昨年、「サバイバルファミリー」という佳作を生み出した矢口史靖には「スウィングガールズ」「ウォーターボーイズ 」という作品がある。この監督、大傑作はないのだが、ほかにも「ハッピーフライト」「ロボジー」「WOOD JOB!」と、ともかく失敗作がない。こういう監督の映画だと見終わって、時間の無駄だった、ということがないので安心して見ることが出来る。

で、その矢口監督のタイトルを見ると(「WOOD JOB!」を「ウッドジョブ」と考えれば)すべてカタカナ。この「トリガール」も当然、矢口監督の映画だと思って見たら英勉という人が監督だった。誰だ?こやつはと思って調べてみたら、「ヒロイン失格」(桐谷美玲、山ア賢人、坂口健太郎など)の監督だった。「ヒロイン失格」はそこそこヒットしたようだが、私には全く縁のない映画で、開幕5分で撃沈してしまった苦い過去がある。

急に心配になった。

ヒロインは最近売れっ子の土屋太鳳。もともとNHK朝ドラのヒロインだったらしいのだが、朝ドラを見ない私は「下町ロケット」が初見。ちびなので大男の阿部ちゃんとの親子図が見ているだけで笑えた。父親を見直し、ラストで「(お父さん=阿部ちゃんの仕事に興味がわき、とても素晴らしいと思うので)私、慶応大学の理工学部に入る!」と言ったときにはこちらも苦笑。確か、慶応大学はあまり宇宙工学に実績はなかったはず。ドラマなんだから、ここはやはり「東大に入ってロケット作る!」でしょう。

そんな太鳳ちゃん、結局、慶応の入試にも落ちたのか、やっとひっかかったのが雄飛工業大学という聞いたこともない大学。その大学の人力飛行機部に入り、毎年日テレがやっている「鳥人間コンテスト」に参加するというのがこの映画のストーリーである。ほかには間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザなどちょっとマイナー感のある出演者たち(私がよく知らないだけなのかもしれない(^^;)。実際のコンテストの実況と同じ羽鳥慎一(元日テレアナ)も出ている。製作にはもちろんコンテストを放送している日テレなど系列放送局、原作を出版しているKADOKAWAなどが名を連ねる。

単純な話なので、飛び立つまでをどううまく作るのかが問題なのだが(大昔に見た「素晴らしきヒコーキ野郎」などその点うまく作られていて、大いに笑わせてもらった)、あまりに一直線で、はい飛びましたとなってしまうので、正直もの足りない。実際のコンテストではストンと落ちる人力飛行機がひとつのアクセントになっていて笑えたりするのだが、それもなし。

ライバルの大学が登場して、それとどう競い合うのかというところもない。ただただ「雄飛工業大学」の人力飛行機がスイスイと飛んで飛行禁止区域の手前で着水というだけのもの。せめて空を飛ぶことの爽快感でも感じられればいいのだが、それすらもない。

何を言いたいのかというと、退屈だったということだ。ヒロインの土屋太鳳はさすが体育大学の現役学生だけに小柄でも筋肉質?で力強く、バストがあるというより胸囲があるといった体形(^^;。見た目は役にぴったりで、演技もそこそこなだけに惜しい。この映画、やっぱ矢口史靖に監督してもらいたかったなあ・・・。

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8oB6o_W9nM8

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)







2018/02/13 9:32:09|映画の雑文 
舞台劇映画「海辺のリア」
「海辺のリア」☆☆★★★

監督・小林政広、主演・仲代達矢というと「春との旅」が思い出される。歳をとり、どうにも生活が立ち行かなくなった老人(仲代達矢)が孫娘(徳永えり)と身内の兄弟を尋ね歩くロードムービー。重いテーマながらそれほど暗くなりすぎずに見ることができた佳作だった。仲代といえば、80を過ぎた今も舞台に映画に忙しい人だが、小林政広監督とは気が合ったのだろう、年金問題を扱った「日本の悲劇」に続き、この「海辺のリア」が3作目である。

「リア」とは、もちろんシェイクスピア悲劇の傑作「リア王」のこと。かつて舞台に映画に活躍し、俳優養成所を主宰する大スターというと、これはもう完全に仲代そのものだ。そもそも仲代の役名が桑畑兆吉というのだから、桑畑三十郎を三船敏郎が演じ仲代も敵役(新田の卯之助)で出演していた黒澤明の傑作「用心棒」からとった名前であることは明らか。その仲代の認知症が進み、高級老人ホームから脱走し海辺をうろつくというのだからただごとではない。というか、黒澤明監督が「リア王」を翻案した「乱」でリア王役を演じたとはいえ、仲代ほどの大スターが歳とった自分と二重写しになるようなこんな役をよく引き受けたものだと思う。カッコイイ役しかやらないとか、悪役は嫌だとかいう俳優が多い中、本物の役者とはこういうものだと主張したかったのかもしれない。

仲代の長女を原田美枝子、原田の夫をもと仲代の弟子だった阿部寛(当然のようにかかあ天下)、原田の愛人に小林薫、仲代がかつて愛人に生ませた次女に黒木華という布陣。地味な映画にしては、主役級がずらりと並ぶ豪華なキャスティングである。いずれもきちんと演技できているので安心して見ていられる。それはいいのだが話自体が暗く、いわゆるイケメン(かつては阿部ちゃんがそうだったが、今ではおっさん)、萌えキャラが誰一人として出ていない。実力のある俳優を揃えたと言ってしまえばそれまでだが、昨今の風潮を見ていると、こんなんで興行的に成り立つのかいなと他人事ながら心配になってしまうキャスティングである。もっとも、私のような年寄りは、ジャニタレやAKBなんてところが出ていないので、逆に見てみようかという気になるのだが。それにしてもこの監督、老人問題ばかりでよく飽きないなあ。仲代を主役にすれば当然そうなってしまうわけだが、脇にしてちょっと別の映画も作ってもらいたい。

話自体は単純で、認知の進んだかつての大スターとそれを取り巻く家族の物語、と言ってしまえばそれでおしまい。いくつか場面を変えたりはしているのだが、半分はタイトル通り「海辺」のシーンで、登場人物の台詞も舞台のシェイクスピア劇さながらに長台詞のものが多い(とくに仲代の台詞)。
そう、これはやはり舞台でやるべき、そして見るべきものだろう。
仲代の長台詞が「仲代劇場」とでも言いたいほど圧倒的なものだっただけに、よけいそんな感じがした。仲代が正面を向いてこちらに「ありがとうございました」と言うシーンなど、明らかに舞台のフィナーレで役者が観客に向かって言う台詞だろう。他の登場人物の台詞も含めて、やはり、舞台で役者ときちんと向き合って見たかったと思う。舞台と映画は、似て非なるもの。やはり目の前で生身の役者が演じているのとスクリーンに映し出された映像とでは現実感がちがう。その意味では、あまり舞台を見ていない人にとっては、やや退屈な映画だったのではないか、とも思う次第である?

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=PwUq8WS5UKg
↓舞台挨拶
https://www.youtube.com/watch?v=Ai5SGCyoUq4
https://www.youtube.com/watch?v=sfg9Ea0_zK4

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)







2018/02/10 6:36:53|知多随想録 
郵便受け
 知多のKSさんからのメール。読んでみるとホント些細などうでもいいような事なんですが、歳をとってくると小さな事が妙に気になったりします。私も、先日、歩道を3列になって大声でしゃべりながら歩いているおばさん集団を見て、いくらなんでも3列はないだろ!と、蹴りを入れてやりたくなりました(実際にはしませんが(^^;)。
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今週も週末になりました。午後コンビニに競馬新聞を買いにぶらぶらと出かけました。いい日和でした。
これまで気が付かなかったのですが、大きな立派ないかにも金持ちと思われる屋敷の裏門の郵便受けが気になりました。どうってことないと言えばどうってことないのでしょうが、「郵便物は・・・・・・奥まで入れる事」、・・・部分は破れていて(誰かが故意的に破ったと思われます)読めなかったのですが、これって有りですかねえ?
「奥まで入れる事」=「入れろ」。一般の市民が郵便配達の人に対して、「入れる事」だと命令口調で言っています。何様だと思っているのでしょう。常識ある人なら「奥まで入れてください」でしょう。
まあつまらないことですが、ちょっと気になりました。







2018/02/05 17:26:23|映画の雑文 
30分長過ぎ「ゴーストバスターズ2016」
「ゴーストバスターズ2016」☆☆★★★

原題は単に「Ghostbusters」。これでは昔、渋谷の映画館で見た1984年の「ゴーストバスターズ」と区別がつかないので「2016」を加えたのだろう。芸がないと言ってしまえばそれまでだが、アメリカ人はどう区別しているのだろう? 話は脱線するが(いつものこと(^^;)、前作を見たとき後ろの席に外人カップルがいて、どうでもいい場面でケタケタ笑っていた。何かおもしろいジョークでも言っていたのだろうか?当方には、さっばり。

今回の監督(と共同脚本)のポール・フェイグは初めて聞く名前。以前の男3人+1の4人組に代わって女4人組のゴーストバスターズになっている。確かかつての4人組の誰だったかは亡くなっているはずなので同じキャストは物理的に無理だし、1、2につき合った「エイリアン」おばさんのシガニー・ウィーバーももう70近い御歳なのでさすがカメオ出演に留まっている(それにしても「エイリアン」といい付き合いのいい女優さんだ)。カメオといえば元祖バスターズのビル・マーレイ以下もちょっとだけ出演しているのだが、ちびのリック・モラニスは見当たらなかった。私が見落としたのか、引退してしまったのか、それともお亡くなりになったのか?

新しい女4人組のバスターズたちは知らない女優ばかりだが誰もがオーバー40の感じでここは何とかしてもらいたかったところだ。最近のハリウッドの常として黒人を入れないと文句が出るので白人3+黒人1の顔ぶれだが、そんなことよりもおっさんとしては、若い美人とはみ乳のグラマーがぜひ欲しいところだ。エロじじいは、お呼びでない?こりゃまた失礼いたしましたっ。

話としてはタイトルからも想像できるように、1984年作のリメイクなので、人物などの設定はいくらか変えてはいるものの、大枠はほぼ同じ。1に出てきたなんだかやたら食べるゴーストとか、マシュマロマンなんてところもサービスで顔を出す。1を見ている人には懐かしいし、このシリーズを初めて見る人にもそこそこ楽しめる作りになってはいる。見て腹を立てるということはないと思う。私は、おもしろく見た。ただ、ゴーストを退治するだけという単純な話で2時間というのはいくらなんでも長過ぎ(とくに前半)。この内容なら1時間半程度がちょうどよかったのではと思う。惜しい。

↓予告編
https://www.youtube.com/watch?v=NLZ35LGZRww

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)







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