〜鉄道と旅と映画と〜 趣味と制作の二重視界。
 
2018年2月20日 舞台「TERROR テロ」
この日の夕方、新守山からバスで、ぶらりと名古屋市芸術創造センターへ。
演劇「TERROR テロ」を見るためだ。

この舞台、密かな前評判が盛り上がっており、ずっと気になっていた。
会場は結構一杯で、評判通りの客の入りだ。

あらすじは、テロリストにハイジャックされた旅客機を空軍機がミサイルで撃墜し、そのパイロットが裁判で罪を問われるといった物語。
この演劇では観客が裁判員として投票できる仕組みになっている。

舞台の内容は既にネットで紹介されているのでそこに譲り、二回の休憩を挟んだ2時間半にわたる裁判劇の結末は・・・
有罪:201 無罪:193
で、被告は有罪。
僕は無罪に入れたのだけど、助命の願いは叶わなかった。
投票の理由は、法的根拠に欠けるから。
このケースに合う法律が必要、または原則に勝る大義のような減刑、猶予、あるいは恩赦が必要だと思うからだ。

そういえば、まだ自衛隊って軍事法廷がないんだっけ・・・。
これって改憲論議の1つのキーファクトだったよな・・・。

http://www.parco-play.com/web/play/terror/







2018年2月19日 映画「ジュピターズ・ムーン」
せっかく前売券を買っていたのに、あっという間に終わってしまうパターン。
今回危なかった、「ジュピターズ・ムーン」。
22日の終演を前に、今日行ってきました。

舞台は、シリア難民が押しかけていた頃のハンガリー。
難民に秩序はないし、国境警備隊は乱暴の一言。
そんな混乱の中で、一人の少年が撃たれてしまう。
その瞬間から、彼には空を飛ぶ能力が宿ってしまう・・・。

登場人物を見ると、少年はシリアから迷い込んできた子鹿、彼を追う刑事は狼、そして彼と関わってしまう不良医師は難民に立ちはだかりながらもズルく逃す、汚く錆びて穴の開いた鉄条網のように見える。
果たして子鹿は不良鉄条網の助けを借りて、狼の追っ手から逃れることができるだろうか?

映画の出来は重め。
だけど、優雅で奇想天外な空中シーンであれカーチェイスであれ、アクションも豊富。
こんなにアクションシーンが派手なのに印象が重いなんて、監督達の勝利なんだろうな。
また、ちょっとばかり神がかっているようにも見えるが、決してキリストだけでなく、少年はイスラム教徒だし登場人物にはユダヤ教徒も出てくる。
刑事は社会主義改め国家主義者だろうし、医師もまた不良社会主義者だったはずだ。
そんな冷たい社会にすっかり慣れてしまったハンガリーの大人達の中に放り込まれてしまったイスラム社会の不運な少年が、心の天使を彼らによみがえらせ、そして救われる時が来ることを、ラストシーンが期待させる。

ただ、これは僕の勝手な思いだが、少年は最初に死んでしまっていると思う。
それだけ人々は、大切なことに気がつくまでに犠牲者を必要としてしまっていることを、この映画は象徴しているのだ・・・。
では、僕が2時間見ていたことは、一体なんだったのだろう?
いやいや、それが僕の心に宿るのさ。
 







都営10系初期型が終わったそうだ。
東京の都営10系初期型が、終わったそうだ。
ツイッターによると、今日10-280Fが廃回としてラストラン。
僕はこの系列が好きだったので、ちょっと寂しい気持ち。
関西風味のハンサムさと東京のクールなキザさが相まって、かっこいいと思っていました。
当分は、窓の広い新型顔。
遠くからだけど、さようなら。







2018年2月9日 映画「スリー・ビルボード」

今日も用事のついでに映画を見た。
タイトルは、「スリー・ビルボード」。
現地アメリカで評価が高まっている話題作だ。

舞台はアメリカ・ミズーリ州の小さな町。
ある事件をきっかけに被害者の母親と警察が対立し、その小さな町でトラブルが大きくなってしまう。
当事者も警官も町民も、熱くも単純。
お互いにどんどん憎しみが高まり、対立がエスカレートする。
そして、女の怒りは頂点に・・・。
この田舎のアメリカ市民たちの悲しい対立は、どんな結末を迎えるのだろう?

まず、この映画のひとつのファクトは「差別」。
田舎者の無知から来るありとあらゆる差別がてんこ盛り。
女性も、民族も、障碍者も。
いゃ〜、ストレートに暴力的ですネェ〜。

しかし、僕はもうひとつ気を付けなければならないファクトとして、「母の業(ごう)」があると思う。
偏狭、弱さ、傲慢、子供が受け継いではならない心の落とし穴が、母たちの姿に垣間見えるからだ。
たしかに田舎の男たちはみな野蛮だ。
女はそんな男達のせいにするだろう。
でも、その男たちにも母親はいる。
その、まるで輪廻のような心の種火が、何かのきっかけでむき出しになるのだ。
この映画では、それがとても効果的に、そして象徴的に描かれていると思う。

そういえば、我々の父祖はハワイで戦艦ミズーリを撃沈し、最後は空襲で焼き尽くされた。
アメリカの田舎でも人知れずそんな、無知と傲慢の「業火」が燃えているのかも知れない。
そしてまた、それを誰かが消す努力をしているのかも、と。








2018年2月8日 名鉄瀬戸線栄町駅のおひな様
名鉄瀬戸線は、あの瀬戸物で有名な尾張瀬戸へ行く電車。
始発駅の栄町駅では、瀬戸物のおひな様がお出迎え。
ん、これはネコちゃんでは?
あ〜、招き猫のおひな様なのだ〜。







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